おせち料理のレシピ

栗を使ったおせち料理/定番のおせち料理のいわれとレシピ

栗を使ったおせち料理といえば、何といっても栗きんとんです。
栗は「勝ち栗」といって、縁起が良いとされています。
また、きんとんは「金団」と書き、その色から黄金色に輝く財宝に例えられ、富を得る縁起物としておせち料理にぴったりの一品です。

さつまいもは金時いもなどを使います。
さつまいもを水洗いし、二、三センチの厚さの輪切りにします。
黒ずまないように、皮の内側の輪の部分辺りまで厚く皮をむき、水にさらします。
くちなしの実は半分に割ってガーゼに包み、たこ糸でしばっておきます。
次に、鍋にたっぷりの水を入れ、さつまいもとくちなしの実を入れて火にかけます。
さつまいもの色が変わり、竹串で刺してすっと通るほど柔らかくゆでます。
さつまいもがゆで上がったらざるに上げ、熱いうちにこし器で裏ごしをします。
さつまいもが熱いうちだと、力を入れずに裏ごしをすることができます。
それから、鍋に裏ごししたさつまいも、砂糖、みりん、塩、栗の甘露煮のシロップを厚手の鍋に入れて混ぜ合わせます。
そして弱火にかけ、40分程度練ります。
終始弱火にし、木しゃもじを動かしながら練ります。
さつまいもは始めは濁っていますが、練り続けていると透き通ってきて、照りが出てきます。
さつまいもが透き通り、照りが出てきたら栗の甘露煮を加え、更に十分ほど火を通して出来上がりです。

調味料にみりんを加えることで、栗きんとんに照りやつやが出て、味にコクが生まれます。
栗きんとんの黄色は、おせち料理に華を添えてくれます。

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