おせち料理のレシピ

ひき肉を使ったおせち料理/おかず感覚で作るおせち料理のレシピ

おせち料理の中には、普段のおかず作りでおなじみの材料であるひき肉を使ったものもあります。
その一つが松風です。
松竹梅の松の字が入った松風は、縁起が良くお正月にふさわしい料理だといえます。
松風はのし鶏とも呼ばれ、昔からあるおせち料理の一品となっています。

作り方は、まず、鶏ひき肉と卵を混ぜ、そこに酒、みりん、砂糖、醤油、かたくり粉を加えて、更に混ぜます。
天板にオーブン用のシートを敷き、先ほどの混ぜた鶏ひき肉をのせて形良くのばします。
そして卵黄、醤油、みりん、油を混ぜたものを、はけでまんべんなく塗ります。こうすることで、照りがでます。
表面にところどころフォークで穴をあけ、全体にけしの実をふりかけます。百七十~百八十度のオーブンで二十分程度焼いたら完成です。
けしの実がなければ、完成してから青のりやごまをふっても風味が良くなります。
また、調味料の中に味噌を入れると、一味違った松風が楽しめます。

松風は鶏のコクがありながらもさっぱりとして優しい口当たりなので、子どもでも食べやすいおせち料理だといえます。
また、酒の肴にも合います。
さめてもおいしいので、おせち料理だけでなく、普段のおかずやお弁当のおかずにも向いています。
松風はくずれやすいので、さめてから切り分けるようにします。
食べやすい大きさの四角に切っても良いですが、扇形、末広の形に切ると、おめでたいおせち料理らしくなります。
扇ぐしをさすとより扇らしい形になり、お正月の雰囲気が出ます。

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