おせち料理は品数が多く、使用する食材も野菜、肉、魚、調味料類と多岐に渡っています。
何かと忙しい年末になって、慌てて準備をするのは大変です。
特に、初めておせち料理を作るという人は、計画的にスケジュールを立てると安心です。
まず、どのようなおせち料理を作るかを決め、買い物のリストを作ります。
毎年おせち料理を作っている人は、必要なものがだいたい把握できているため、早めに買っておけるものは買い置きしておくのも良い方法です。
例えば、黒豆、ごまめ、昆布、干ししいたけなどの乾物類や、醤油、塩、砂糖、みりんなどの調味料、缶詰など日持ちのする物をあらかじめ買っておきます。
特売の日に合わせてまとめ買いすればお得です。
そして、二十五日頃から根菜類を買います。
新聞紙にきちんと包み、涼しいところで保管すれば、年明けまで使うことができます。
次に、二十七日頃から葉物野菜、肉類、魚介類を買います。
かまぼこなどもこの時に買っておきますが、賞味期限がいつまでかに注意します。
生鮮食品は、年末に近づくにつれ高くなっていくため、冷凍保存して使えるものは、早めに買っておくのも良い方法だといえます。
おせち料理は、作る順番を考えるのも重要です。
一日で一気に何もかも調理するのは大変なので、日持ちのするものから作り始めれば、慌てずにすみます。
例えば、黒豆は一日一回火を通せば長期保存ができるので、始めに作っておきます。
数の子も早めにとりかかり、つけ汁につけておいても大丈夫です。